第12回業務用市場経営実務セミナー

2018年6月28日(水)に「第12回業務用市場経営実務セミナー in 東京」が東京で行われました。

開催概要

日時 2018年6月28日(水)10:00~17:00
定員 先着60名
会場 ラーニングスクエア新橋(新橋駅徒歩2分) 6階 6A会議室
(〒105-0004 東京都港区新橋4-21-3新橋東急ビル6F)

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参加費 ¥24,000/1人(テキスト代、昼食代含む)
※事前のお振込みをお願いします。
※お支払方法は下欄をご参照願います。
※会員制度による参加費割引があります。詳しくはホームページ(http://gyokaikyo.com)をご覧ください。

主催 業務用市場改革推進協議会
共催 TxI研究室(代表:吉田 豊)
後援 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社/株式会社三菱電機ビジネスシステム

セミナープログラム

時間 講演内容 講演者
9:30~ 受付開始
10:00~11:00 ■2018年下半期の業務用酒販業界

改正酒税法、業務用酒類の値上げ、厳しい状況が続く料飲業界等、新たな変化の波が起こっている。一進一退の景気情勢の基、業務用酒販業界の変化への対策は何か ———。
最新の変化を踏まえ、それへの対策を解説します。

T×I研究室代表

吉田 豊

11:00~12:00 ■“働き方改革”で会社はどう変わるか。

働き方改革関連法案が閣議決定され、会社を取り巻く環境の変化が予測される。一体、何が変わり、新しい職場環境はどうなっていくのか。「働き方改革」による企業の変化の方向性と改革による課題、これからの職場のあり方について解説します。

日本経済新聞社 東京本社
デジタル事業B to Cユニット副ユニット長下原口 徹氏
12:00~12:45 昼食休憩
12:45~13:45 ■首都圏業務用市場の現状と今後の動き

価格競争からの脱却は、進むのか ——— 。樽生・瓶ビールの値上げ等、価格上値修正が待った無しの状況下での業務用市場の現状と長年取り組んでいる雑瓶有償化の進展状況を合わせて報告します。

株式会社小倉 会長
明日の業務用酒販業界を考える会 会長

小倉 豊氏

13:45~14:45 ■我が社の流通政策と海外戦略

独自の商品政策による国内流通政策の展開により、大きく成長を遂げた「獺祭」。12階建ての新工場建設、さらにこの度、海外戦略拠点の一環としてNY州に酒蔵を新設した。さらなる高みをめざす国内・外の戦略を詳述します。

旭酒造株式会社 会長

桜井 博志氏

14:45~15:00  コーヒーブレイク
15:00~16:00 ■日本ワインの課題と今後の対応策

今、純国産ワイン・日本ワインが脚光を浴びている。一部商品は、業務用酒販業界で取り合いの状況が続いている。日本ワインの品質向上に長年にわたり取り組んできた経験から現状の課題と今後の日本ワインのあるべき姿を解説します。

独立行政法人酒類総合研究所 理事長

後藤 奈美氏

16:00~17:00 ■地方中小問屋のゆくえ

合併した地方問屋の経営者として経営改革に取り組んできた体験を通して、地方酒問屋の現状、課題、改正酒税法後の動向等を報告します。さらに過去に取組んできた事業モデルの見直しと、次のステップを目指す新事業による中小酒問屋の将来展望を詳述します。

日本海酒販株式会社 副社長

黒田 斉氏

※当日講演内容が変更になる場合がございますので予めご了承願います。

講師プロフィール

■T×I研究室  代表 吉田 豊
早稲田大学政経学部卒。出版社、コンサルタント会社勤務を経て、1981年(株)流通問題研究所を設立。2013年T×I研究室開設。食品酒類業界を中心にマーケティング論を展開。酒類食品 卸売業のリテイル・サポートシステム、業務用酒販業界の市場改革に取り組む。
2007年から鹿児島大学農学部大学院非常勤講師。

■日本経済新聞社 東京本社 デジタル事業B to Cユニット 副ユニット長  下原口 徹氏
1988年日本経済新聞社入社、大阪社会部に配属。流通経済部でサービス業、百貨店、スーパーなど大手小売りを担当後、2000年上海支局長。消費産業部 次長兼編集委員。09年から2度目の上海支局長。消費産業部担当部長。日経MJ編集長、編集局次長兼企業報道部長を経て、2018年から現職。

■株式会社小倉 会長 明日の業務用酒販業界を考える会 会長  小倉 豊氏
大学卒業後、数年を経て(株)小倉入社。専務を経て、現職。常に業界改革のリーダーとして旗振り役を担う首都圏業務用卸の中心的存在。

■旭酒造株式会社 会長  桜井 博志氏
1950年山口県周東町(現岩国市)生まれ。大学卒業後、西宮酒造(現日本盛)で修業。1976年旭酒造入社。一時、蔵元を離れるが、父の急逝を受け、1984年家業に復帰。研究を重ね「獺祭」ブランドを開発。現在に至る。

■独立行政法人酒類総合研究所 理事長  後藤 奈美氏
1957年生まれ。83年京大大学院農学研究科修了。国税庁入庁。91年フランスボルドー大学留学。酒類総合研究所醸造技術応用研究部門長等を経て、2016年4月から現職。伊勢・志摩サミットでは、各国首脳に振る舞うワインを選ぶ委員会の座長を務めた。

■日本海酒販株式会社 副社長  黒田 斉氏
慶応義塾大学卒業後、日本海酒販(株)入社。酒問屋の経営強化策としてコンビニチェーン「チックタック」を展開する。さらに、料飲店屋台村を創業。M&Aに積極的に取り組んできた。その後、JICA支援コスタリカ国立工科大学で中小企業診断士制度を確立させた。現在は、バータービジネスのプラットフォームを運営する「フィンテック企業」を目指している。