第11回業務用市場経営実務セミナー
2018年1月24日(水)に「第11回業務用市場経営実務セミナー in 東京」が東京で行われました。
開催概要
日時 2018年1月24日(水)10:00~17:00
定員 先着60名
会場 ラーニングスクエア新橋(新橋駅前) 6階 6A会議室
(〒105-0004 東京都港区新橋4-21-3新橋東急ビル6F)
参加費 ¥24,000/1人(テキスト代、昼食代含む)
※事前のお振込みをお願いします。
※お支払方法は下欄をご参照願います。
※会員制度による参加費割引があります。詳しくはホームページ(http://gyokaikyo.com)をご覧ください。
主催 業務用市場改革推進協議会
共催 TxI研究室(代表:吉田 豊)
後援 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社/株式会社三菱電機ビジネスシステム
セミナープログラム
時間 | 講演内容 | 講演者 |
9:30~ | 受付開始 | |
10:00~11:00 | ■政策提言 / 2018年の酒類業界と業務用酒販業界
2017年6月の酒税法改正、業務用樽生商品の値上げ発表(実施は2018年3月以降)………と新たな状況が発生している。果たして2018年は本格的な景気回復期に入れるのか。長年の業界課題である脱低価格政策が見え始めた酒類業界の動きと依然厳しい状況が続く業務用酒販業界の2018年の成長戦略を提言します。 |
T×I研究室代表
吉田 豊 |
11:00~12:00 | ■消費・流通の最前線を追う
刻々と変化し続ける消費と流通業界の直近の動きを解説します。今、これら現場の最前線でどのような新しい変化が起こっているのか。豊富な取材データを基に、解説します。 |
日本経済新聞社 編集委員兼日経MJ編集長 中村 直文氏 |
12:00~12:45 | 昼食休憩 | |
12:45~13:45 | ■酒税法改正後の業務用酒類市場の変化と我が社の対応策
昨年6月の改正酒税法の実施は業務用市場に新たな変化をもたらしました。長らく続く価格政策の抜本的改革が求められている中で、得意先料飲店への対応や支援策をどう進めてきたか。我が社の取組みの実態を解説します。 |
株式会社カクヤス代表取締役社長 佐藤 順一 氏 |
13:45~14:45 | ■日本の食文化を追求する居酒屋経営
昭和43年、高田馬場にわずか7坪の「樽一」を初代が創業。「食は理屈ではない。人間の存在そのものである。そして、その民族の文化である」をモットーに、鯨料理を初め日本の食文化を守ることの大切さを伝え続けた先代の熱い思いが今なお生き続けている。現在、本店は新宿区役所通りに150席(都内単独店としてはトップクラス)。2017年8月に新宿3丁目店をオープンさせている。 |
有限会社樽一 2代目店主 代表取締役
佐藤 慎太郎氏
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14:45~15:00 | コーヒーブレイク | |
15:00~16:00(各30分) | ■こうして業務の効率化・スピード化に成功したー事例報告—
BtoBプラットホームの構築を業務用酒販業界でどう取り組み、業務全体の効率化を進めたか。事例を交えながら、課題解決の具体的方法を解説します。(大島 大五郎氏) 業務用市場に求められるソリューションとは何か?2017年6月の改正酒税法への対策や料飲店への与信対策等、最近の情報システム面での取組み事例をご紹介します。(南 英知氏) |
株式会社インフォマート取締役営業本部長 三菱電機インフォメーションシステムズ(株)部長 南 英知氏 |
16:00~17:00 | ■何故、デフレは終わらないのか(仮題)ーその主因と今後の対策ー
依然、我が国経済は、デフレ状況にある。2017年6月のビール類値上げに伴い、消費者物価が上昇するかと思われたが、変化は限定的で、品目に広がりは見られない。何故、デフレ脱却が思うように進まないのか。その原因はどこにあるのか。「デフレ脱却への道筋」を検証します。 |
東京大学大学院経済学研究科教授
渡辺 努氏
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※当日講演内容が変更になる場合がございますので予めご了承願います。
講師プロフィール
■T×I研究室 代表 吉田 豊
早稲田大学政経学部卒。出版社、コンサルタント会社勤務を経て、1981年(株)流通問題研究所を設立。2013年T×I研究室開設。食品酒類業界を中心にマーケティング論を展開。酒類食品 卸売業のリテイル・サポートシステム、業務用酒販業界の市場改革に取り組む。2007年から鹿児島大学農学部大学院非常勤講師。
■日本経済新聞社 編集委員兼日経MJ編集長 中村 直文氏
1989年金沢大学経済学部卒、同年日本経済新聞社入社。産業部、商品部、大阪経済部、札幌支社編集部などを経て、2014年4月日経MJ副編集長、2016年4月編集委員兼日経MJ編集長。
■株式会社カクヤス 代表取締役社長 佐藤 順一 氏
1981年筑波大学卒業後、家業のカクヤス本店(現カクヤス)に入社。1993年に3代目社長に就任。入社当時、年商7億円、従業員数15名であった同社を、町の酒屋がしてきた宅配の長所を守りながら、独創的な出店やサービス戦略を加味して年商1,000億円を超える企業に成長させた。新規上場企業としての体制固めを着々と進めている。
■有限会社樽一 2代目店主 代表取締役 佐藤 慎太郎氏
昭和46年1月東京生まれ。平成元年日本大学商学部入学。学生時代から家業である樽一を手伝い、卒業。有限会社樽一に入社。樽一に勤めながら国税庁醸造試験所で講習生、研修生として醸造学を学ぶ。その後、武蔵野調理師専門学校を卒業。樽一新宿店店長となる。32歳の時、創業者である父佐藤孝氏が急死し、樽一代表取締役となる。
■東京大学大学院経済学研究科教授 渡辺 努氏
昭和57年3月東京大学経済学部経済学科卒業
昭和57年4月日本銀行(営業局、信用機構局、調査統計局)
平成4年3月ハーバード大学ph.D(経済学専攻)
平成11年4月一橋大学経済研究所助教授
平成14年1月同教授
平成23年東京大学大学院経済学研究科教授